東北地方太平洋沖地震 第13報 平成23年3月29日(火)
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平成22年度 被災地支援・災害ボランティア情報(54号)
東北地方太平洋沖地震(第13報)
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平成23年3月29日(火)15時00分発行
全国社会福祉協議会 地域福祉部
全国ボランティア・市民活動振興センター
http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
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本会で把握した、東北地方太平洋沖地震、長野県北部の地震の被災
者のための支援活動や社会福祉関係の状況等をお知らせいたします。
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■ 1 新設された災害ボランティアセンター
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3月28日現在、本会が把握している被災地で新たに設置された
センター、県外のボランティア受け入れを始めたセンターは以下の
とおりになっています。
この他の災害ボランティアセンターは全社協 被災地支援・災害
ボランティア情報にてご覧いただけるよう一覧にしました。
【全社協 被災地支援・災害ボランティア情報】
http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
【岩手県】
盛岡市災害ボランティアセンター(開設日:3月25日)
http://www.morioka-shakyo.or.jp/
【宮城県】
気仙沼市災害ボランティアセンター(開設日:3月28日)
http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10247
石巻市災害ボランティアセンター(県外からも募集)
http://www.city.ishinomaki.lg.jp/hishokoho/link_2_3_2_2_2_2.jsp
塩釜市災害ボランティアセンター(県外からも募集)
http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10113
多賀城市災害ボランティアセンター(県外からも募集)
http://www.msv3151.net/index.html
岩沼市災害ボランティアセンター(県外からも募集)
http://www.town.murata.miyagi.jp/sinsai.html#12
亘理町災害ボランティアセンター(県外からも募集)
http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10115P
【仙台市】
泉区災害ボランティアセンター(3月27日)
http://www.ssvc.ne.jp/?p=68
【福島県】
西郷村災害ボランティアセンター(3月28日)
矢吹町災害ボランティアセンター(3月28日)
会津美里町災害ボランティアセンター(3月28日)
■ 2 募金活動
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活動支援募金
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○中央共同募金会は、地震災害におけるボランティア・NPO
活動支援のための募金を募集しています。
期間:平成23年3月15日~平成25年3月31日
詳細はこちら
http://www.akaihane.or.jp/topics/detail/id/61/
■ 3 全国社会福祉協議会の取り組み
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本部設置
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◆本会に東北地方太平洋沖地震福祉対策本部を設置(3月12日)
しています。
詳しくはこちら
http://www.shakyo.or.jp/saigai/touhokuzisin.html
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生活福祉資金
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生活福祉資金貸付において、今般発生した地震により被災した
世帯に対する緊急
小口資金の特例貸付が開始されています。
対象は、
・災害救助法の適用となった地域及び被災したため特例措置
が必要な地域として各都道府県知事が設定した地域に住所が
あり、当座の生活費が必要な世帯。
・貸付金額は、原則10万円以内。
他県に避難している世帯も、避難先の県社協において必要事項
が確認できれば貸付対象となります。
宮城県社協は27日より仙台市内3か所で申し込み受付を開始しま
した。仙台市以外の各市町村については、被害状況等を踏まえ、
準備中です。また、福島県社協は4月上旬の実施に向け準備中です。
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種別協議会での支援状況
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全国ホームヘルパー協議会は、避難所の高齢者等への支援活動を
すすめるため、3月26日からホームヘルパーの派遣を開始しました。
道府県組織及び会員によびかけ、応募したホームヘルパーを被災
地(当面、岩手県山田町を拠点)の避難所に派遣(原則2人以上を
1チームとして、3日~1週間程度のサイクルで継続派遣)し、
避難所の要介護者等への支援活動(高齢者等の介護ニーズの把握、
生活環境整備、体調管理支援等)を行っています。
なお、全国ホームヘルパー協議会は「ホームヘルパーのための避
難所支援マニュアル」を平成21年4月にまとめています。
マニュアルはこちら
http://www3.shakyo.or.jp/hhk/siryousitu/sonotasiryou/hinanjo_shien.pdf
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全国の社会福祉協議会による職員派遣
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被災地における情報把握、災害ボランティアセンターの運営支
援および生活福祉資金貸付支援を行うために全国の社協職員が派遣
されており、現在(3月28日時点)188人が派遣、活動しています。
この派遣は、全国の都道府県・指定都市社協、市区町村社協の
職員が、5日程度を単位に現地入りするもので、全国を6ブロック
に分け、2ブロック単位、岩手県、宮城県、福島県を担当して支援
を行うものです。
現在、市町村社協の災害ボランティアセンターの立ち上げ支援、
運営支援、さらには避難所における相談支援や生活福祉資金(緊急
小口資金)特別貸付の相談などにあたっています。
■ 4 各地の支援状況
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【福島県・南相馬市】
3月27日、南相馬災害ボランティアセンターが再開されました。
南相馬市は、約1/3が福島第一原発から20km以内にあります。避
難勧告地域で、屋内退避と自主避難勧告を 受けています。
市内には、多数の市民が生活しており、また市内の避難所にも多
数避難している状況です。
市民の生活の支えとなっていただけるボランティアの方々を募集し
ております。
http://minamisouma.hida-ch.com/
【岩手県・紫波町】
紫波町社会福祉協議会、NPO法人、町が協力して紫波町ボランテ
ィアサポートセンター を立ち上げ、ウェブとツイッター上で支援
状況や必要とする物資を逐次お知らせしています。
被災から2週間がたち、地域は復興へ歩みはじめています。先週、
Bー1出場の「八戸せんべい汁研究所」と「十和田バラ焼きゼミナー
ル」が3/26(土)に野田村にて炊き出し行いました。
当日は、朝から雪。午後はなんとか晴れ夕食の炊き出しは予定ど
おり、八戸・十和田から14名、やませから会員とその声がけで集ま
った18名で準備開始されました。久慈工業高校と海蔵院、
野田中学校と野田小学校の2班に分け、それぞれの避難場所にて炊
き出しを行い、合計400食が提供されました。
http://kazenami-design.sakura.ne.jp/index.php/support/
■ 5 関連団体の取り組み
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〔東日本大震災支援全国ネットワーク〕
支援活動に取り組むNPO、NGOの連携の場として「東日本大震災支
援全国ネットワーク」が発足し、活動を開始しました。
各NPO、NGOが取り組みを開始していますが、お互いの情報を交換
し、連携していくことを目指しています。
全国社会福祉協議会としても、情報交換を連携して行い、協力して
いきます。
http://www.jpn-civil.net/
〔災害ボランティア活動支援プロジェクト会議〕
災害支援ボランティア活動支援プロジェクト会議では、岩手県社
協名、宮城県社協名、福島県社協へ運営支援者として14名を派遣し、
状況把握及び被災地災害ボランティアセンターの運営支援(コーデ
ィネート、活動物資の調達等を行っています。
災害ボランティア活動支援プロジェクト会議とは、企業、社会福
祉協議会、NPO・共同募金会が協働するネットワーク組織です。
(2004年に発生した新潟中越地震の後、復興活動への助成や活動の
検証調査を行うため2005年1月に中央共同募金会に設置)
災害ボランティア活動の環境整備をめざしており、人材、資源・
物資、資金を有効に活用するため、現地支援を行います。
http://www.shien-p-saigai.org/
■ 6 ボランティアや支援活動を考えている方へのメッセージ
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ボランティアや支援活動を考えているみなさんへ
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被災地支援のボランティア活動は、支援を求める被災地の方がた
のニーズと、支援をしたいという方がたの熱い思いによって成り立
っています。これがすれ違うことがないよう、ボランティア活動を
希望される方は、特に次の点に留意してください。
1.被災地へのボランティアについては、被災地に入る前に的確な
情報入手をしてください。
被災地の災害ボランティアセンターの設置がすすんできており、
多くの方がたにご参加いただける状況になってきました。
しかし、現地での緊急支援、状況の把握、道路等交通網の遮断、
燃料・物資不足等により、センターを設置しているところでも、
「通える範囲の方」などとし、自力でセンターに来られる人、食
事・水は自ら持参することを求めているところが多い状況です。
さらに、受け入れ体制が整っていないところ、活動希望の方が多
く集まりすぎたというようなところ、被災の程度がそれほどではな
いため、市町村内で十分に対応できる、他の地域を支援していただ
きたいとしているところもあります。
したがって、当該のボランティアセンターのホームページなどで
十分に確かめていただくことが必要です。
また、NPOなどが行っている支援活動に参加をするという方法も
あります。
今なお現地に入れない状態がつづいているところもあります。
そこでは、災害支援の経験やノウハウを豊富に持つNPOがやっと入
れるという状況ですが、このような地域 もやがて、支援を呼びか
けいくこととなると思います。
ボランティア募集等に関する新しい情報は随時発信します。
全社協 被災地支援・災害ボランティア情報HPはこちら
httpblog.goo.ne.jpvc00000
2.十分な準備をお願いします。
上記のような状況ですので、食料、水の確保、移動手段の確保、
状況によっては寝袋等の準備が必要です。現地は寒く、衣服にも
配慮が必要です。
さらに、必ずボランティア保険に加入してください。通常のもの
ではなく、天災タイプに入ることをおすすめします。
在住地等(又は出発地)の社会福祉協議会で加入してください
(自己負担が原則です)。
災害復旧作業に尽力している被災地の負担を少しでも軽減させる
ため、ご理解とご協力をお願いいたします。
また、居住地の社会福祉協議会で事前に保険に加入していおけば、
被災地までの移動における事故も補償対象となるので安心です。
【ボランティア保険について】
ボランティア活動中の様々な事故によるケガや損害賠償責任を保
障する保険があります。活動場所と自宅との往復途上の事故も補償
の対象となります。ボランティア自身の食中毒や感染症も補償され
ます。
全社協が実施しているボランティア活動保険の場合、年額490円
(天災Aタイプ)、 720円(天災Bタイプ)により、地震、噴火、
津波によるケガも補償されます。
補償期間は1年間(4月1日~3月31日の年度単位)ですのでご注意
ください。
3.被災地には、地元以外の人々が活動されているため、各災害
ボランティアセンターでは、ボランティア活動をされるにあたり、
身分証明書等の携行や所属する団体・グループ等の腕章等をつけ、
その人がボランティア活動中であることが識別できるよう呼びかけ
ていますのでご協力ください。
ボランティア保険の詳細はこちら
httpwww.fukushihoken.co.jp
4.支援物資の送付は都道府県等を通じてお願いします。
被災地に、個人から多くの物資が送られますと、量の多さや物品
の仕分けの困難さ等でせっかくの善意の物資がかえって、被災地に
大きな負担をかけることになる恐れがあります。
そのため、現在、被災地では個人の方からの直接の送付は受け付
けていない状況です。
物資については、都道府県が取りまとめて被災地に送付するルー
トが確立されてきていますので、都道府県のホームページで詳細を
ご確認ください。
また、社会福祉法人、NPO法人でまとめて送る動きもあります
のでそこへの参加も考えられます。
義援金や災害ボランティア活動の資金への募金もぜひお願いしま
す。
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社会福祉法人 全国社会福祉協議会
地域福祉部/全国ボランティア・市民活動振興センター
電話 03-3581-4655/4656
E-mail vc00000@shakyo.or.jp
災害情報専用HP:http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
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