九州北部豪雨災害(第15報)

活発な梅雨前線の影響により、7月5日(水)から、福岡県や大分県を中心とした九州北部において甚大な災害が発生しました。各県の被害状況については、内閣府(防災)、総務省 消防庁のホームページで確認ください。

◆内閣府(防災)ホームページ

 http://www.bousai.go.jp/

◆総務省 消防庁ホームページ

 https://www.fdma.go.jp/  

これまでに2万2,800名を超えるボランティアが活動

・各災害ボランティアセンターでは、これまでに2万2,800名を超えるボランティアが活動しています。  

(各災害ボランティアセンターのボランティア活動者数)

日付

福岡県

朝倉市

福岡県

添田町

福岡県東峰村

大分県日田市

本所

宝珠山

本所

大鶴

78

186

79

0

55

710

157

105

711

336

24

163

712

475

80

157

713

536

82

176

714

550

46

35

51

251

715

1,497

121

300

277

601

716

2,266

172

261

529

428

318

717

1,224

110

176

285

188

341

718

0

0

0

0

0

0

719

787

39

91

101

198

186

720

698

21

83

93

212

284

721

608

9

69

99

122

174

722

1,362

60

178

231

212

315

723

1,347

34

197

270

179

225

724

486

0

55

72

88

117

725

507

0

99

98

99

168

延べ参加者数

12,836

798

1,544

2,106

3,420

2,128

 

合計

22,832

※7月18日(火)は、被災地の天候によりボランティア受付を中止しています。

※各災害ボランティアセンター(福岡県内は福岡県社会福祉協議会)の発表数によります。なお、数値は速報値であり、今後日付を遡っての修正が生じる可能性があります。

熱中症予防対策のお願い

・被災地では、35度を超える猛暑日も生じています。被災地でボランティア活動に参加する方々でも、熱中症症状で体調を崩されたり、病院に搬送される状況が生じています。

・ボランティア活動に参加されるみなさんの体調管理が、何よりも重要です。活動にあたっては決して無理をされないようにしてください。

・また、災害ボランティアセンターでご案内している熱中症予防対策、活動にあたってのご案内(定期的な休憩時間の確保や、活動するボランティアグループメンバーどうしでの交代作業のお願い)を参照ください。 

福岡県

朝倉市災害ボランティアセンターの活動

・朝倉市社協は、7月7日(金)に「朝倉市災害ボランティアセンター」を設置し、7月9日(日)からボランティアの受付を開始しました。 

・現在、一般家屋の泥出しや家財の搬出を中心とした活動を行っています。 

・昨日7月25日(日)までに、延べ12,836名のボランティアが活動に参加しています。

  

◆朝倉市災害ボランティアセンター

 http://asakuravc.jp

◆朝倉市災害ボランティアセンターFacebook

 https://www.facebook.com/asakuravc/

◆朝倉市社会福祉協議会

 http://asakurashi-shakyou.jp/

東峰村災害ボランティアセンター の活動

・東峰村社協では、7月14日(金)に「東峰村災害ボランティアセンター」を開設し、ボランティアの受付を行っています。

・なお、災害による道路事情から、当面災害ボランティアセンターを、「本所(小石原)」及び「宝珠山サテライト」の2か所で運営します。

・昨日7月25日(火)までに、本所及びサテライトを合わせて、延べ3,650名のボランティアが活動に参加しています。

・現地の道路事情が日々変化していますので、ボランティア活動への参加希望の際には、下記ホームページ、Facebookにより情報を確認してください。

 

東峰村災害ボランティアセンター

 http://tohovc.jp/

◆東峰村災害ボランティアセンターFacebook

 https://www.facebook.com/tohovc/

添田町災害ボランティアセンターの活動

 ・添田町は7月10日(月)に、「添田町災害ボランティアセンター」を開設し、7月11日(月)からボランティアの受付を開始し、一般家屋の床下に流入した土砂の搬出や住宅内の片づけ、住宅付近の土砂の搬出などの活動にあたってきました。 

・町内では、水害復旧が収束に向かっていることから、一般ボランティアの受付を7月21日(金)で終了しました。なお、被災された方々からの依頼は、引き続き災害ボランティアセンターで受け付けを行っています。 

・昨日7月23日(日)までに、延べ798名のボランティアが活動に参加しています。

  

◆添田町災害ボランティアセンター

 https://soedasaigaivc.jimdo.com/

◆添田町災害ボランティアセンターFacebook

 https://www.facebook.com/333434793736868/

◆添田町社会福祉協議会

 http://soedasyakyou.net/

福岡県内及び九州ブロックの各県社協による支援

・福岡県内の市町村社協(指定都市の福岡市、北九州市を含む)、及び福岡県社協では、職員が交代で、災害ボランティアセンターへの運営支援に入っています。

・また現在は、九州ブロック(幹事県:熊本県社協)による支援のもと、佐賀県、長崎県、熊本県、熊本市、宮崎県、鹿児島県、沖縄県の各県・指定都市社協職員が、朝倉市、東峰村の各災害ボランティアセンターの運営支援を継続的に行っています。

・福岡県社協災害救援本部では、県内の災害ボランティアセンターのボランティア活動者数等を、ホームページで公開しています。

 

◆福岡県社会福祉協議会(平成29年7月5日からの大雨災害に関する情報)

 http://www.fuku-shakyo.jp/kouhou/H29saigai.html

◆福岡県社協災害救援本部Facebook

 https://www.facebook.com/fukushakyosaigai/

大分県

日田市災害ボランティアセンターの活動

・日田市社協は、7月8日(土)に、市総合保健福祉センターに「日田市災害ボランティアセンター」を開設し、一般家屋の泥だしや家財の搬出などを中心に活動が行われています。

・7月16日(日)から、被害の大きかった大鶴地区に「大鶴サテライト」を開設しました。

・昨日7月25日(火)までに、延べ5,548名のボランティアが活動に参加しています。

・8月1日(火)以降、被害が大きく、未完了の依頼ニーズが多い大鶴地区の「大鶴サテライト」を支援活動の拠点(本所と統合)とし、災害ボランティア活動を継続することになりました。

日田市災害ボランティアセンター

 http://hitavc.jp/

日田市社会福祉協議会Facebook

 https://www.facebook.com/hitavc/

大分県内の社協職員による支援

・大分県内の市町村社協、及び大分県社協から、引き続き職員が日田市災害ボランティアセンターの支援に入っています。

 

大分県社会福祉協議会

 http://www.oitakensyakyo.jp/

全社協の動き

・災害発災直後より職員を福岡県、大分県に派遣し、情報収集・災害ボランティアセンター支援調整等を行っています。

・現在、本会が会員として参画している、「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)」「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)」と連携して、被災地の状況や支援に関する情報収集、調整を引き続き行っています。

 

◆災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)

・発災直後から、支援Pを通じて各地の災害ボランティアセンターに人材を派遣しています。被災地の社会福祉協議会等と協働して、主に災害ボランティアセンターの運営支援(災害ボランティアセンターの立ち上げ、資機材の調整、被災地の災害ボランティアセンターホームページの作成・運用による情報発信等)を行っています。

 http://www.shien-p-saigai.org/

 

◆全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)

・現在、国、県及び被災地の行政、また支援を行うNPOや社会福祉協議会等との情報共有を進め、被災された方々の生活支援に向けた連携の促進を図っています。

 http://jvoad.jp/