九州北部豪雨災害(第16報)

活発な梅雨前線の影響により、7月5日(水)から、福岡県や大分県を中心とした九州北部において甚大な災害が発生しました。各県の被害状況については、内閣府(防災)、総務省 消防庁のホームページで確認ください。

◆内閣府(防災)ホームページ

 http://www.bousai.go.jp/

◆総務省 消防庁ホームページ

 https://www.fdma.go.jp/  

これまでに2万5,000名を超えるボランティアが活動

 ・各災害ボランティアセンターでは、これまでに2万5,000名を超えるボランティアが活動しています。 

(各災害ボランティアセンターのボランティア活動者数)

日付

福岡県

朝倉市

福岡県

添田町

福岡県東峰村

大分県日田市

本所

宝珠山

本所

大鶴

78

186

79

0

55

710

157

105

711

336

24

163

712

475

80

157

713

536

82

176

714

550

46

35

51

251

715

1,497

121

300

277

601

716

2,266

172

261

529

428

318

717

1,224

110

176

285

188

341

718

0

0

0

0

0

0

719

787

39

91

101

198

186

720

698

21

83

93

212

284

721

608

9

69

99

122

174

722

1,362

60

178

231

212

315

723

1,347

34

197

270

179

225

724

486

0

55

72

88

117

725

507

0

99

98

99

168

726

669

4

57

160

119

215

727

598

0

78

114

89

131

延べ参加者数

14,103

802

1,679

2,380

3,628

2,474

 

合計

25,066

※7月18日(火)は、被災地の天候によりボランティア受付を中止しています。

※各災害ボランティアセンター(福岡県内は福岡県社会福祉協議会)の発表数によります。なお、数値は速報値であり、今後日付を遡っての修正が生じる可能性があります。

熱中症予防対策のお願い

・被災地では、35度を超える猛暑日も生じています。被災地でボランティア活動に参加する方々でも、熱中症症状で体調を崩されたり、病院に搬送される状況が生じています。

・ボランティア活動に参加されるみなさんの体調管理が、何よりも重要です。活動にあたっては決して無理をされないようにしてください。

・また、災害ボランティアセンターでご案内している熱中症予防対策、活動にあたってのご案内(定期的な休憩時間の確保や、活動するボランティアグループメンバーどうしでの交代作業のお願い)を参照ください。 

福岡県内の動き

・福岡県社協災害救援本部では、県内の災害ボランティアセンターのボランティア活動者数等を、ホームページで公開しています。

 

◆福岡県社会福祉協議会(平成29年7月5日からの大雨災害に関する情報)

  http://www.fuku-shakyo.jp/kouhou/H29saigai.html

◆福岡県社協災害救援本部Facebook 

https://www.facebook.com/fukushakyosaigai/

(1)朝倉市災害ボランティアセンターの活動

・朝倉市社協は、7月7日(金)に「朝倉市災害ボランティアセンター」を設置し、7月9日(日)からボランティアの受付を開始しました。 

・現在、一般家屋の泥出しや家財の搬出を中心とした活動を行っています。 

・昨日7月27日(日)までに、延べ14,103名のボランティアが活動に参加しています。 

(朝倉市災害ボランティアセンターの移転について)

・朝倉市災害ボランティアセンターは、現在の設置場所(朝倉市朝倉球場)において仮設住宅建設工事が開始されることから、急遽下記に移転することになりました。

  旧設置場所:朝倉球場(朝倉市宮野2003番地1)

  新設置場所:旧杷木パレス(朝倉市杷木久喜宮1631)

・移転作業を行うため、7月31日(月)、8月1日(火)は災害ボランティアセンターでの一般ボランティアの活動を休止とし、すでに受付を済ませていただいた団体ボランティアの方のみの活動となります。

・8月2日(水)より、新設置場所にて災害ボランティアセンターを再開し、一般のボランティア募集も再開いたします。

・駐車場等詳細につきましては、追って朝倉市災害ボランティアセンターホームページ、Facebookでお知らせいたします。ボランティア活動に参加希望の際には、ホームページで情報を確認くださるようお願いいたします。

 

◆朝倉市災害ボランティアセンター

 http://asakuravc.jp

◆朝倉市災害ボランティアセンターFacebook

 https://www.facebook.com/asakuravc/

◆朝倉市社会福祉協議会

 http://asakurashi-shakyou.jp/

(2)東峰村災害ボランティアセンター の活動

・東峰村社協では、7月14日(金)に「東峰村災害ボランティアセンター」を開設し、ボランティアの受付を行っています。

・なお、災害による道路事情から、当面災害ボランティアセンターを、「本所(小石原)」及び「宝珠山サテライト」の2か所で運営します。

・昨日7月27日(木)までに、本所及びサテライトを合わせて、延べ4,059名のボランティアが活動に参加しています。

・現地の道路事情が日々変化していますので、ボランティア活動への参加希望の際には、下記ホームページ、Facebookにより情報を確認してください。

(鼓東地区水路復旧プロジェクト・ボランティア募集)

・東峰村の小石原鼓東(こいしはらつづみひがし)地区では、水路が土砂で塞がり住民の皆さまが困っています。住民の皆さんと一緒に水路の復旧のお手伝いをしてくれるボランティアを募集しています。

 日程:7月29日(土)、30(日)

  募集:両日とも100名以上

  受付:「本所(小石原)」にて朝9時から、予約の必要はありません。

  

東峰村災害ボランティアセンター

 http://tohovc.jp/

◆東峰村災害ボランティアセンターFacebook

 https://www.facebook.com/tohovc/

(3)添田町災害ボランティアセンターの活動

・添田町は7月10日(月)に、「添田町災害ボランティアセンター」を開設し、7月11日(月)からボランティアの受付を開始し、一般家屋の床下に流入した土砂の搬出や住宅内の片づけ、住宅付近の土砂の搬出などの活動にあたってきました。

・これまでに、延べ802名のボランティアが活動に参加しています。

(添田町災害ボランティアセンター・一般ボランティアの受付終了について)

・町内では、水害復旧が収束に向かっていることから、一般ボランティアの受付を7月21日(金)で終了しました。なお、被災された方々からの依頼は、引き続き災害ボランティアセンターで受け付けを行っています。

 

◆添田町災害ボランティアセンター

 https://soedasaigaivc.jimdo.com/

◆添田町災害ボランティアセンターFacebook

 https://www.facebook.com/333434793736868/

◆添田町社会福祉協議会

 http://soedasyakyou.net/

(4)福岡県内及び九州ブロック、中国ブロックの各県・指定都市社協からの支援

・福岡県内の市町村社協(指定都市の福岡市、北九州市を含む)、及び福岡県社協では、職員が交代で、朝倉市及び東峰村災害ボランティアセンターに運営支援に入っています。

・また、現在は九州ブロック(幹事県:熊本県社協)による支援のもと、佐賀県、長崎県、熊本県、熊本市、宮崎県、鹿児島県、沖縄県の各県・指定都市社協内の職員が、朝倉市、東峰村の各災害ボランティアセンターの運営支援を継続的に行っています。

・加えて、8月2日(水)からは、中国ブロックの各県・指定都市内の社協(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、岡山市、広島市)職員が、朝倉市、東峰村の各災害ボランティアセンターの運営支援に加わる予定で、調整を行っています。

大分県内の動き

(1)日田市災害ボランティアセンターの活動

・日田市社協は、7月8日(土)に、市総合保健福祉センターに「日田市災害ボランティアセンター」を開設し、一般家屋の泥出しや家財の搬出などを中心に活動が行われています。

・7月16日(日)から、被害の大きかった大鶴地区に「大鶴サテライト」を開設しました。

・昨日7月27日(金)までに、延べ6,102名のボランティアが活動に参加しています。

(ボランティア活動希望の際には十分な熱中症予防対策を)

・本日7月28日(金)の日田市の最高気温は36.5℃と、観測記録で全国1位の暑さになりました。日田市災害ボランティアセンターFacebookでは、「本当に暑いです。感覚としては、湿度がかたまりとなって体にぶつかってくる感じです。活動から帰ってきて、500ミリペットボトルの水を二口ぐらいで飲まれる方も見かけました」とのコメントが紹介されています。

・どうぞ十分な熱中症予防対策と自己の健康管理のもと、ボランティア活動に参加ください。

(災害ボランティアセンターの統合について)

・8月1日(火)以降、被害が大きく、未完了の依頼ニーズが多い大鶴地区の「大鶴サテライト」を支援活動の拠点(本所と統合)とし、災害ボランティア活動を継続することとしています。

 

日田市災害ボランティアセンター

 http://hitavc.jp/

日田市社会福祉協議会Facebook 

https://www.facebook.com/hitavc

(2)大分県内の社協職員による支援

・大分県内の市町村社協、及び大分県社協から、引き続き職員が日田市災害ボランティアセンターの支援に入っています。

 

大分県社会福祉協議会

 http://www.oitakensyakyo.jp/

全社協の動き

・災害発災直後より職員を福岡県、大分県に派遣し、情報収集・災害ボランティアセンター支援調整等を行っています。7月30日(日)~31日(月)に職員2名を被災地に派遣し、被災地災害ボランティアセンターの情報収集、支援調整を行う予定です。

・現在、本会が会員として参画している、「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)」「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)」と連携して、被災地の状況や支援に関する情報収集、調整を引き続き行っています。