活発な梅雨前線の影響により、7月5日(水)から、福岡県や大分県を中心とした九州北部において甚大な災害が発生しました。各県の被害状況については、内閣府(防災)、総務省 消防庁のホームページで確認ください。
◆内閣府(防災)ホームページ
◆総務省 消防庁ホームページ
これまでに3万6,000名を超えるボランティアが活動
・各災害ボランティアセンターでは、これまでに3万6,321名のボランティアが活動しています。
(各災害ボランティアセンターのボランティア活動者数)
日程 |
福岡県 朝倉市 |
福岡県 添田町 |
福岡県東峰村 |
大分県日田市 |
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本所 |
宝珠山 |
本所 |
大鶴 |
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7月 |
17,610 |
825 |
2,188 |
3,188 |
4,077 |
3,305 |
8月 (~8日まで) |
3,281 |
閉所 |
272 |
715 |
68 |
792 |
延べ 参加者数 |
20,891 |
825 |
2,460 |
3,903 |
4,145 |
4,097 |
6,363 |
8,242 |
|||||
合計 |
36,321 |
※各災害ボランティアセンター(福岡県内は福岡県社会福祉協議会)の発表数によります。なお数値は速報値であり、今後日付を遡っての修正が生じる可能性があります。
ボランティア参加希望の方へ ~熱中症予防対策を~
・被災地では、35度を超える猛暑日も生じています。被災地でボランティア活動に参加する方々でも、熱中症症状で体調を崩されたり、病院に搬送される状況が生じています。
・ボランティア活動に参加されるみなさんの体調管理が、何よりも重要です。活動にあたっては決して無理をされないようにしてください。
・また、災害ボランティアセンターでご案内している熱中症予防対策、活動にあたってのご案内(定期的な休憩時間の確保や、活動するボランティアグループメンバーどうしでの交代作業のお願い)を参照ください。
お盆期間の災害ボランティアセンター休所について
・8月13日(日)~15日(火)は、多くの犠牲者が出た本災害のあと初めて迎えるお盆となることから、被災された方々が心静かに過ごせるように、現在開設している福岡県朝倉市、東峰村、大分県日田市の各災害ボランティアセンターは休所となります。
・なお、各ボランティアセンターとも、お盆前の8月11日(金)、12日(土)は開所しており、各ボランティアセンターでは、活動への参加を呼びかけています。
福岡県内の動き
・福岡県社協災害救援本部では、県内の災害ボランティアセンターのボランティア活動者数等を、ホームページで公開しています。
◆福岡県社会福祉協議会(平成29年7月5日からの大雨災害に関する情報)
http://www.fuku-shakyo.jp/kouhou/H29saigai.html
◆福岡県社協災害救援本部Facebook
(1)朝倉市災害ボランティアセンター(センター移転、ボランティア受付中)
・朝倉市社協は、7月7日(金)に「朝倉市災害ボランティアセンター」を設置し、7月9日(日)からボランティアの受付を開始し、一般家屋の泥出しや家財の搬出を中心とした活動を行っています。
・8月6日(日)から8日(火)まで、台風5号の接近に伴い災害ボランティアセンターを休所しましたが、9日(水)からは引き続きボランティアの受付を行っています。
・これまでに、延べ20,891名のボランティアが活動に参加しています。
【朝倉市災害ボランティアセンター移転について】
・8月2日(水)から、朝倉市災害ボランティアセンターを移転しています。
<新設置場所:朝倉市杷木久喜宮1631(旧杷木パレス)>
・ボランティア活動に参加希望の際には、ホームページで情報を確認くださるようお願いいたします。
◆朝倉市災害ボランティアセンター
◆朝倉市災害ボランティアセンターFacebook
https://www.facebook.com/asakuravc/
◆朝倉市社会福祉協議会
(2)東峰村災害ボランティアセンター(サテライト移転、ボランティア受付中)
・東峰村社協では、7月14日(金)に「東峰村災害ボランティアセンター」を開設し、ボランティアの受付を行っています。なお、災害による道路事情から、当面災害ボランティアセンターを、「本所(小石原)」及び「宝珠山サテライト」の2か所で運営します。
・8月6日(日)から8日(火)まで、台風5号の接近に伴い災害ボランティアセンターを休所しましたが、9日(水)からは引き続きボランティアの受付を行っています。
・これまでに、本所及び宝珠山サテライトを合わせて、延べ6,363名のボランティアが活動に参加しています。
【東峰村宝珠山サテライトと駐車場が移転しました】
・宝珠山サテライトは、これまで東峰学園のグラウンドに設営されていましたが、夏休み終了を前に、8月9日(水)から移転しました。
・新しいサテライトの場所は、「山村文化交流の郷 いぶき館」(東峰学園のすぐそば)です。駐車場も移転していますので、東峰村災害ボランティアセンターのホームページまたはFacebookでご確認ください。
◆東峰村災害ボランティアセンター
◆東峰村災害ボランティアセンターFacebook
(3)福岡県内、九州・中国ブロックの各県・市区町村社協職員がセンター運営支援
・福岡県内の市町村社協(指定都市の福岡市、北九州市を含む)、及び福岡県社協では、職員が交代で、朝倉市及び東峰村災害ボランティアセンターに運営支援に入っています。
・その後九州ブロック(幹事県:熊本県社協)の県・指定都市社協・市区町村社協職員が、朝倉市、東峰村の各災害ボランティアセンターの運営支援を継続的に行っています。
・加えて、8月2日(水)からは、中国ブロックの各県・指定都市・市区町村社協職員が、朝倉市、東峰村の各災害ボランティアセンターの運営支援に加わっています。
大分県内の動き
(1)日田市災害ボランティアセンター(大鶴サテライトでボランティア受付中)
・日田市社協は、7月8日(土)に、市総合保健福祉センターに「日田市災害ボランティアセンター」を開設し、一般家屋の泥出しや家財の搬出などを中心に活動が行われています。
・7月16日(日)から、被害の大きかった大鶴地区に「大鶴サテライト」を開設しました。
・これまでに、延べ8,242名のボランティアが活動に参加しています。
【ボランティア希望の方は、大鶴サテライトにお越しください】
・8月1日(火)以降、被害が大きく、未完了の依頼ニーズが多い大鶴地区の「大鶴サテライト」を支援活動の拠点(本所と統合)とし、災害ボランティア活動を継続しています。
・ボランティア(個人・団体)の皆さまは、大鶴サテライト(受付)へお越しください。
<大鶴サテライトの場所:大鶴スポーツ広場(日田市大肥(大鶴本町)884−1)>
【8月からの災害ボランティアセンター休所日について】
・日田市災害ボランティアセンターでは、本所での依頼ニーズ数の減少や他の活動日に備えるため、8月より毎週水曜日を休所日とさせていただきます。(なお、日田市社会福祉協議会は通常通り業務を行っています)。
・また、8月13日から15日までは、被災された方のお気持ちに配慮して休所とさせていただきます(既報)。
◆日田市災害ボランティアセンター
◆日田市社会福祉協議会Facebook
(2)大分県内の社協職員による支援
全社協の動き
・災害発災直後より職員を福岡県、大分県に派遣し、情報収集・災害ボランティアセンター支援調整等を行っています。
・現在、本会が会員として参画している、「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)」「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)」と連携して、被災地の状況や支援に関する情報収集、調整を引き続き行っています。