全国41都府県で被害が発生
台風第21号により、全国各地で河川の氾濫による浸水や土砂災害、強風による住家の損壊被害が生じました。
全国41都道府県で、死者・行方不明者8名、重傷者23名の人的被害が生じました。また住家被害は全壊・半壊・一部損壊の合計234棟、床上浸水1,232棟、床下浸水1,941棟が確認されています(25日16時現在・総務省消防庁調べ)。
各県の被害状況等については、以下のホームページにてご確認ください。
◆総務省消防庁ホームページ
◆内閣府防災担当ホームページ
本報では、現時点で本会が確認できている社協の動きについてご案内します。
埼玉県(ふじみ野市災害VCは受け入れ終了)
ふじみ野市
ふじみ野市社協では、10月23日(月)に、社協内に「ふじみ野市災害ボランティアセンター」を開設し、市内在住・在勤・在学等の方々を対象に災害ボランティアを募集しました。多くのお申込みをいただき、現時点ではボランティア受け入れを終了しています。
◆ふじみ野市社協ホームページ
http://www.fujimino-shakyo.or.jp/
埼玉県社協の動き
長野県(茅野市で災害VC開設、地域の方々により支援)
茅野市
・茅野市社協では、24日(火)に災害ボランティアセンター開設を決定し、被災者の方々への支援を行うこととなりました。
・ただし、現時点では被災地域が限られていることから、ボランティアの募集は行わず、地域の方々を中心とした支援を行っています。
三重県(伊勢市、紀宝町で災害VCによる支援)
伊勢市
・伊勢市では、床上・床下浸水あわせて700棟を超える被害が生じています。
・伊勢市社協では、24日(火)に、伊勢市災害ボランティアセンターを災害時体制に移行し、26日(木)からボランティアの募集を行います。
・なお、募集の対象は三重県内在住の方としています。詳細は、伊勢市社協のホームページ、Facebookをご覧ください。
◆伊勢市社協ホームページ
◆伊勢市ボランティアセンターFacebook
https://www.facebook.com/isevc/
紀宝町
・紀宝町では、床上・床下浸水あわせて100棟を超える被害が生じています。
・紀宝町社協は、24日(火)に、「紀宝町災害ボランティアセンター」を開設し、支援を行っています。
玉城町
・玉城町では、床上・床下浸水あわせて200棟を超える被害が生じています。
・玉城町社協では、現時点では災害ボランティアセンターを立ち上げず、通常の社協ボランティアセンターで対応していくとしています。
・また、隣接する明和町社協の職員が玉城町社協に入り、被害状況の把握などを行いました。
紀北町
・紀北町では、床上・床下浸水あわせて150棟を超える被害が生じています。
・紀北町社協では、現時点では、災害ボランティアセンターを立ち上げず、通常の社協ボランティアセンターで対応していくとしています。
松阪市
・松阪市では、床上・床下浸水あわせて70棟を超える被害が生じています。
・松阪市社協では、現時点では、災害ボランティアセンターを立ち上げず、通常の社協ボランティアセンターで対応していくとしています。
三重県域の動き
・三重県社協では、25日(水)に職員1名を伊勢市に派遣し、状況確認・支援調整を行っています。また、26日(木)と27日(金)も、引き続き伊勢市を中心に状況確認・支援調整を行う予定です。
・詳細については、下記「みえ災害ボランティア支援センター」のホームページ、Facebookもご覧ください。
◆みえ災害ボランティア支援センターホームページ
◆みえ災害ボランティア支援センターFacebook
https://www.facebook.com/mvsc0311/
京都府(福知山市・舞鶴市・綾部市で災害VCによる支援)
福知山市
・福知山市では、住家の一部破損5棟、床上浸水77棟、床下浸水30棟の被害が生じています(24日17時・京都府災害対策本部調べ)。
・福知山市では、10月25日(水)から災害時体制に移行し、「福知山市災害ボランティアセンター」でボランティアの募集を行っています。災害ボランティアセンターの開設期間は、現時点で25日(水)から31日(火)までの予定です。ボランティアの募集は、福知山市内及び福知山近隣在住・在勤の方を対象としています。
・25日(水)のボランティア受付人数は、団体15名、一般12名の計27名となりました。
・募集対象地域の方でボランティア活動を希望される方は、事前申込みをお願いしています。福知山市社協のホームページ、福知山市災害ボランティアセンターFacebookをご覧の上、福知山市災害ボランティアセンターまでご連絡ください。
◆福知山市社協ホームページ
http://www.fukuchiyama-shakyo.org/
◆福知山市災害ボランティアセンターFacebook
舞鶴市
・舞鶴市では、住家の一部破損1棟、床上浸水61棟、床下浸水41棟の被害が生じています(24日17時・京都府災害対策本部調べ)。
・舞鶴市では、10月25日(水)から災害時体制に移行し、「舞鶴災害ボランティアセンター」でボランティアの募集を開始しました。活動期間は10月28日(土)、29日(日)の2日間の予定です。ボランティアの募集は、舞鶴市内及び近隣に在住・在勤の方を対象としています。
・募集対象地域の方でボランティア活動を希望される方は、前日までの申込みをお願いしています。舞鶴市社協のホームページをご覧の上、舞鶴災害ボランティアセンターまでご連絡ください。
◆舞鶴市社協ホームページ
http://www.kyoshakyo.or.jp/maizuru/
◆舞鶴災害ボランティアセンターFacebook
綾部市
・綾部市では、住家の一部破損1棟、床上浸水5棟、床下浸水3棟の被害が生じています(24日17時・京都府災害対策本部調べ)。
・綾部市では、「綾部市災害ボランティアセンター」より支援を行っています。現時点では、近隣住民での支援を先行しており、綾部市社協、自治会、地域内のボランティアで支援を行っています。
京都府社協の動き
・京都府社協では、災害発生後から被災地への職員派遣を行ってきました。10月24日(火)から31日(火)までの期間に、福知山市及び舞鶴市に、府社協及び府災害ボランティアセンター職員を延べ30名派遣し、災害ボランティアセンターの運営支援を行う予定です。
・また、災害ボランティア活動に必要となる一輪車、スコップなど、京都府災害ボランティアセンター備蓄資機材の提供を行っています。
◆京都府社協ホームページ
◆京都府災害ボランティアセンターホームページ
◆京都府災害ボランティアセンターFacebook
https://www.facebook.com/kyotofusaigai/
大阪府(社協VCで被災者支援)
岸和田市や河南町、河内長野市を中心に被害が生じていますが、各市町社協では、現時点では災害ボランティアセンターを立ち上げず、通常の社協ボランティアセンターで被災された方々への支援に対応しています。
◆岸和田市社協Facebook(今回の災害による支援状況)
奈良県(社協VCで被災者支援)
三郷町や天理市を中心に被害が生じていますが、現時点では、災害ボランティアセンターを立ち上げず、通常の社協ボランティアセンターで対応しています。
奈良県社協の動き
和歌山県(新宮市で災害VCによる支援)
新宮市
・新宮市では、市内の川が氾濫し、大きな被害が生じています。
・新宮市社協は、10月24日(火)午後、新宮市福祉センター内に「新宮市災害ボランティアセンター」を開設しました。
・なお、ボランティアの募集対象は新宮市内在住の方としています。
・24(火)は、25名のボランティアが活動に参加しました。詳細は、新宮市社協のホームページをご覧ください。
◆新宮市社協ホームページ
(「ボランティア・市民活動センター」にある「センターからのお知らせ(新宮市社協ブログ)」をご覧ください)
紀の川市
・紀の川市では、市内を流れる貴志川の水があふれ、多くの浸水被害が生じています。
・現時点では、通常の社協ボランティアセンターにより、社協ボランティアセンターに登録いただいている団体等を中心に被災者支援を行っています。
◆紀の川市社協ホームページ
和歌山県社協の動き
全社協の動き
被災地の状況について、当該府・県社協を通じて情報収集を行うとともに、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)と連携して、状況の確認及び情報収集、支援の調整を行っています。
◆災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)ホームページ
http://www.shien-p-saigai.org/
◆全国災害ボランティアネットワーク(JVOAD)ホームページ