福井県・新潟県などを中心に大きな被害
2月3日(土)から、強い冬型の気圧配置が続き、上空5000メートル付近でマイナス30度以下の強い寒気に広く覆われ、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に断続的に雪が降りました。
この大雪によって、福井県をはじめ9県で被害が生じています。各県の被害状況等については、以下のページにてご確認ください。
◆総務省消防庁ホームページ
◆内閣府防災担当ホームページ
福井県
福井県内の状況
・福井県福井市では昭和56年(1981年)の豪雪(196センチ)以来37年ぶりに積雪が140センチを超えるなど大雪となりました(9日7時現在・内閣府調べ)。
・福井県では、死者2名、負傷者17名、一部破損1棟、床下浸水4件などの被害が生じています(9日7時00分 総務省消防庁調べ)。
・県内の各地域では、行政や民生委員が連携しながら、各世帯への訪問活動を行っています。
福井県社協の動き
・福井県社協では、道路状況等が回復したあとの対応について、各市町村社協等との調整を行っています。
・現時点では、福井市をはじめ、災害ボランティアセンターを開設せず、通常の業務のなかで対応するとしています。
・今後の新たな情報については、下記ホームページに随時掲載していく予定です。
◆福井県社協ホームページ
http://www.f-shakyo.or.jp/
新潟県
新潟県内の状況
新潟県では、死者3名、負傷者26名などの被害が生じています(9日7時00分 総務省消防庁調べ)。
新潟県社協の動き
・新潟県社協は、県内の市町村社協に対して、対応状況に関する情報収集などを行っています。
・例年にない記録的な積雪量に見舞われた地域が部分的にあるものの、除雪ボランティアの必要がないことから、災害ボランティアセンターを設置せず、通常の業務のなかで対応する予定です。
・新潟県社協では、引き続き情報収集を行います。
石川県
石川県内の状況
・石川県では、負傷者20名、半壊2棟、一部破損2棟、床下浸水1棟などの被害が生じています(9日7時00分 総務省消防庁調べ)。
・道路状況は依然として悪いものの、公共交通機関は復旧し始めています。
・物流については、地域によって、現在も県内で滞りなどがみられる地域もあります。
石川県社協の動き
・石川県社協は、県内の市町村社協に対して、被害状況の確認などを行っています。
・被害状況も踏まえ、現時点では、災害ボランティアセンターを設置せず、通常の業務のなかで対応する予定です。
・石川県社協では、引き続き情報収集を行います。
富山県
富山県内の状況
・富山県では、死者1名、負傷者10名などの被害が生じています(9日7時00分 総務省消防庁調べ)。
・公共交通機関は7日(水)から復旧し始め、現在は車も通っている状況です。
・物流についても、おおむね滞りはありませんが、コンビニの棚は空いている状況です。
富山県社協の動き
・富山県社協は、県内の市町村社協に対して、被害状況の確認などを行っています。
・被害状況も踏まえ、現時点では、災害ボランティアセンターを設置せず、通常の業務のなかで対応する予定です。
・富山県社協では、引き続き情報収集を行います。
災害救助法の適用(福井県内3市2町が新たに追加)
【福井県】〔法適用2月6日〕
大野市(おおのし)、勝山市(かつやまし)、鯖江市(さばえし)、
吉田郡永平寺町(よしだぐんえいへいじちょう)、丹生郡越前町(にゅうぐんえちぜんちょう)
全社協の動き
被災地の状況について、県社協を通じて情報収集を行うとともに、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)と連携して、状況の確認及び情報収集を行っています。
◆災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)ホームページ
http://www.shien-p-saigai.org/
◆全国災害ボランティアネットワーク(JVOAD)ホームページ