低気圧や東北地方に停滞した前線の影響で、5月18日(金)から記録的な大雨となった秋田県では、河川の氾濫、土砂崩れ、建物浸水等の被害が発生しています。
秋田県内では13市町村で、全半壊・一部破損4棟、床上浸水172棟、床下浸水381棟の住家被害が生じています(5月23日16時現在)。
◆被害状況についてのリンク
(秋田県)秋田県防災ポータルサイト
秋田県内の市町村社会福祉協議会の動き(秋田市で災害ボランティアセンター設置)
◆秋田市(災害ボランティアセンター設置)
秋田市内では、床上浸水131棟、床下浸水167棟の住家被害が生じています。
秋田市では、被災直後から行ってきた通常の社協ボランティアセンターによる支援について、5月21日(月)からは災害ボランティアセンターを設置し、引き続き被災者支援を進めています。
なお、現時点では秋田県内在住の方を対象としてボランティアの募集を行うとともに、ホームページ、Facebookで情報を提供しています。
秋田市社会福祉協議会ホームページ
http://www.akita-city-shakyo.jp/
秋田市社会福祉協議会Facebook
https://www.facebook.com/akita.city.vc/posts/610332042662559
◆潟上市、五城目町、八郎潟町(各社協のボランティアセンターで支援)
潟上市(床上浸水19棟、床下浸水41棟)、五城目町(床上浸水11棟、床下浸水70棟)、八郎潟町(床上浸水4棟、床下浸水42棟)で、多くの住家被害が生じています。
現時点では、潟上市、五城目町、八郎潟町では、災害ボランティアセンターは設置せず、社会福祉協議会ボランティアセンターの通常体制で支援を行うこととしています。
秋田県社協の動き(県災害ボランティア支援センターを設置)
秋田県社協では、5月21日(月)に秋田県災害ボランティア支援センターを設置しました。5月21日(月)から県社協職員2名を秋田市社協に派遣し、ニーズ把握など秋田市災害ボランティアセンターの運営支援を行っています
また、発災後から県内の市町村社協と連携し、被災地の情報収集・連絡調整を行っています。5月22日(火)には、住家の床上浸水被害が多かった潟上市、五城目町、八郎潟町の各社協を訪問し、状況確認を行っています。
秋田県社会福祉協議会ホームページ
全社協の動き(ボランティア活動保険「大規模災害特例の適用」)
今回の大雨災害に伴い、5月22日(火)をもって「ボランティア活動保険」の特例加入を適用しました。特例は、災害ボランティアセンターが設置され、災害復旧対応のボランティア活動に緊急性がある場合、被災地の県社会福祉協議会からの要請にもとづき適用しています。
通常のボランティア活動保険では、加入申込手続きが完了した日の翌日午前0時から補償開始となりますが、特例適用時には、加入申込手続きが完了した時点から即時の補償開始となります。【既報】
福祉保険サービスホームページ