平成30年7月豪雨(第12報)

 

ボランティア活動の情報について

 

「市区町村災害ボランティアセンター等のボランティア募集状況」

「災害ボランティア活動を希望されるみなさんへのお願い」

 

こちらについては、「全社協 被災地支援・災害ボランティア情報」の下記ページをご覧ください。           https://www.saigaivc.com/平成30年7月豪雨災害/

 

 

 

 

ボランティアの活動状況

◆これまでに全国で61,000人のボランティアが活動

 これまでに、12府県の59市町で災害ボランティアセンターが設置されました。

 また、1町で災害ボランティアセンター設置準備中となっており、12市町では、通常の社協ボランティアセンターで被災者支援のボランティア活動が行われています。

 発災時から17日(火)までに、全国で61,000人を超えるボランティアが活動しました。とくに14日(土)~16日(月)の3連休中には、全国で41,000人近いボランティアが活動しています。

◆ボランティア活動者数について

・ボランティア活動者の概要をとらえていただく参考としてご覧ください

 現在、被災地の災害ボランティアセンターでは、被害の状況や被災地からの支援ニーズにより、災害ボランティアセンターの所在する場所とは別に、複数のサテライト(災害ボランティアセンターの支所的な役割を担う場所)を設けて、ボランティアのみなさんを受け付けている所があります。そのため、これらの方々がボランティア活動者数として反映されるまでには、時間がかかります。

 表掲載の活動者数は、日付を遡って修正をすることがあります。表でご案内のボランティア活動者数については、現時点でのボランティア活動者の概要をとらえていただく参考としてご覧ください。

 

・地域住民どうしの支えあい活動も多くの地域で行われています

 被災地によっては、地域の自治会や地縁組織などを中心に、住民どうしの助け合いの活動としてボランティアが行われている例も多くあります。これらの活動は、災害ボランティアセンターで受付を行うボランティア数には含まれない場合があります。

 

7月17日(火)までの災害ボランティアセンターボランティア活動者数

 (社協ボランティアセンター等での活動者数は含んでいません)

府県

713

(金)まで

714

(土)

715

(日)

716

(月)

717

(火)

岐阜県

2,472

1,380

1,524

757

188

6,321

京都府

816

794

800

693

114

3,217

兵庫県

127

69

35

   

231

鳥取県

55

20

17

   

92

島根県

781

187

251

215

36

1,470

岡山県

6,036

3,624

5,430

3,607

1,244

19,941

広島県

2,015

2,610

5,322

4,261

1,304

15,512

山口県

736

617

709

494

166

2,722

愛媛県

2,152

2,056

2,841

1,570

633

9,252

高知県

1,189

399

184

129

 

1,901

福岡県

385

247

229

154

42

1,057

佐賀県

80

       

80

16,844

12,003

17,342

11,880

3,727

61,796

 

 赤数字は前回から更新・修正した数値

全社協の動き

 全社協では、9日(月)に「平成30年7月豪雨災害福祉対策本部」を設置しました。 被災地に職員を派遣するとともに、関係団体と連携して、被災地の災害ボランティアセンター設置にかかわる連絡調整を行っています。

 また、社会福祉協議会のネットワークにより、被災地の災害ボランティアセンター運営を支えるための調整を進めています。

 

◆職員を被災地に派遣(9日~)

 全社協では、本会ボランティア・市民活動振興センター、及び地域福祉部職員を9日(月)から岡山県、広島県、愛媛県、京都府の被災地域に交代で派遣し、県社協とともに情報収集・連絡調整を行っています

 

◆関係団体と連携して被災地の災害ボランティア活動を支援

 現在、被災地の各府県・指定都市社協をはじめ、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)と連携しながら、情報収集及び災害ボランティアセンター支援の調整を行っています。

 

<災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)>

 被災地の社会福祉協議会等と協働して、主に災害ボランティアセンターの運営支援(災害ボランティアセンターの立ち上げ、資機材の調整、被災地の災害ボランティアセンターホームページの作成・運用による情報発信等)を行っています。現在、岡山県、広島県、愛媛県の各災害ボランティアセンターに、約40名の運営支援者を派遣しています。

災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)ホームページ

 

<全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)>

 国、県及び被災地の行政、また支援を行うNPOや社会福祉協議会等との情報共有を進め、被災された方々の生活支援に向けた連携の促進を図っています。8日から被災地に職員を派遣し、連絡調整を行っています。

全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)ホームページ

 

◆被災地の災害ボランティアセンター運営支援のため、中国・四国・九州・近畿ブロックの社協に応援を依頼

 都道府県・指定都市社会福祉協議会は、災害時の支援活動について、ブロック(九州~北海道・東北)ごとに相互に支援協定を結んでいます。なお、被災地が複数の都道府県にわたるなど、被害が甚大で、都道府県やブロック内での支援では対応しきれない場合、全社協が全国的な調整を行います。

 12日(木)には、岡山県にて、岡山県・広島県内の社協支援のための中国・九州・近畿の各ブロック幹事県による会議を開催しました。この結果、岡山県内の社協支援については近畿ブロックが、広島県内の社協支援については九州ブロックが、応援職員を派遣し対応することとなりました。また、愛媛県の社協支援については徳島・香川・高知各県内の社協が、17日(火)より応援職員を派遣し対応しています。

 20日(金)前後から、各ブロック派遣職員による被災地での災害ボランティアセンター運営支援が行われます。