平成30年7月豪雨(第28報)

 

ボランティア活動の情報について

「市区町村災害ボランティアセンター等のボランティア募集状況」

「災害ボランティア活動を希望されるみなさんへのお願い」

こちらについては、「全社協 被災地支援・災害ボランティア情報」の下記特設ページをご覧ください。

https://www.saigaivc.com/平成30年7月豪雨災害/ 

 

旧盆期間のボランティア活動について

◆旧盆期間、多くの災害ボランティアセンターが活動を休止します

 8月中旬は、災害後、被災された方々が初めて迎える旧盆期間となります。各地の災害ボランティアセンターでは、被災された方々のお気持ちに配慮し、ボランティアの受付・活動もお休みする予定です。

 市区町村災害ボランティアセンター等のボランティア募集状況及びお休みの期間については、「全社協 被災地支援・災害ボランティア情報」の下記ページをご覧ください。

https://www.saigaivc.com/平成30年7月豪雨災害/ 

◆旧盆明けは、引き続きボランティア活動への協力をお願いいたします

 なお旧盆明けには、再び多くのボランティアの皆さんの活動を必要としている地域があります。

 災害ボランティアセンターが発信する情報を確認の上、引き続きボランティア活動への協力をお願いいたします。

ボランティアの活動状況(8月4日まで)

◆これまでに130,000人を超えるボランティアが活動

 発災時から8月4日(土)までに、全国で130,000人を超えるボランティアが活動しました。

 多くのボランティアに協力を求めている地域もあり、引き続きご支援をお願いいたします。 

 

全国の災害ボランティアセンターにおけるボランティア活動者

 
  岐阜県 京都府 兵庫県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 合計
7月13日(金)まで 2,472 863 127 55 781 6,622 2,667 736 2,152 1,189 1,172 80 18,916
7月14日(土) 1,380 794 69 20 187 3,624 4,590 617 2,056 399 247   13,983
7月15日(日) 1,524 809 35 17 251 5,450 6,188 709 2,841 184 229   18,237
7月16日(月) 757 693     215 3,625 4,935 494 1,570 129 154   12,572
7月17日(火) 188 114     36 1,263 1,360 166 633   42   3,802
7月18日(水) 226 288     57 1,474 1,479 155 636 35 54   4,404
7月19日(木) 180 129     36 1,422 1,614 222 728   59   4,390
7月20日(金) 133 71     27 1,388 1,478 181 534   33   3,845
7月21日(土)   235     91 2,859 4,015 139 1,160   75   8,574
7月22日(日)   188     87 2,994 4,678 200 1,278   58   9,483
7月23日(月)         38 1,208 1,585 43 484   27   3,385
7月24日(火)         22 1,248 1,314 110 669   21   3,384
7月25日(水)         11 1,258 1,498 65 670 90 21   3,613
7月26日(木)           1,156 1,514 41 507   28   3,246
7月27日(金)           1,200 1,510 32 506   26   3,274
7月28日(土)           667 2,599 16 835   40   4,157
7月29日(日)           0 0 0 0   0   0
7月30日(月)           114 8   0   0   122
7月31日(火)           1,248 1,531   251   20   3,050
8月1日(水)           917 1,511   497   10   2,935
8月2日(木)           1,100 1,468   470   11   3,049
8月3日(金)           1,073 1,479   426   21   2,999
8月4日(土)           1,839 3,405   626   37   5,907
合計 6,860 4,184 231 92 1,839 43,749 52,426 3,926 19,529 2,026 2,385 80 137,327
    網かけは、土・日・祝日  
  台風12号により、7月29日・30日は多くの災害ボランティアセンターでボランティア受付・活動を休止しました
災害ボランティアセンターの活動者数のみ、社協ボランティアセンターでの活動者数は含んでいません。

(ボランティア活動者数について)

○ボランティア活動者の概要をとらえていただく参考としてご覧ください

 現在、被災地の災害ボランティアセンターでは、被害の状況や被災地からの支援ニーズにより、災害ボランティアセンターの所在する場所とは別に、複数のサテライト(災害ボランティアセンターの支所的な役割を担う場所)を設けて、ボランティアのみなさんを受け付けている所があります。そのため、これらの方々がボランティア活動者数として反映されるまでには、時間がかかります。 表掲載の活動者数は、日付を遡って修正をすることがあります。表でご案内のボランティア活動者数は、活動者の概要をとらえていただく参考としてご覧ください。

 ○地域住民どうしの支えあい活動も多くの地域で行われています

 被災地によっては、地域の自治会や地縁組織などを中心に、住民どうしの助け合いの活動としてボランティアが行われている例も多くあります。これらの活動は、災害ボランティアセンターで受付を行うボランティア数には含まれない場合があります。

   市区町村災害ボランティアセンター等のボランティア募集状況は、「全社協 被災地支援・災害ボランティア情報」の下記ページをご覧ください。

 https://www.saigaivc.com/平成30年7月豪雨災害/

被災地の災害ボランティアセンターを全国の社協職員で応援

◆被災地の災害ボランティアセンターを社協ネットワークで支える

 発災後、岡山県内の災害ボランティアセンターは近畿ブロックが応援職員を派遣するとともに、広島県内の災害ボランティアセンターは、中国及び九州ブロックの社協が応援職員を派遣してきました。

 また愛媛県内の災害ボランティアセンターは、四国内(徳島県、香川県、高知県)の社協が応援職員を派遣し、運営を応援してきました。

◆7月27日(金)から、被災地の災害ボランティアセンターを全国の社協職員が応援

 7月20日(金)に開催された全社協「都道府県・指定都市社協常務理事・事務局長セミナー」では、7月27日(金)から8月中旬までをめどに、被災地の社協・災害ボランティアセンターを全国の社協として応援することを確認しました。

 これに伴い、岡山県内の災害ボランティアセンターには近畿ブロックからの応援、広島県内の災害ボランティアセンターには、北海道・東北、関東、東海・北陸、中国、九州の各ブロックからの応援体制を調整しました。

 8月5日(日)現在、岡山県、広島県内の災害ボランティアセンターには、全国の都道府県・市町村社協職員183名が応援に入り(引き継ぎの日程が重なり、人数が多くなっている場合があります)、被災地の社協、及び被災県内の市町村社協職員と連携・協力して、災害ボランティアセンターの運営(ボランティアコーディネート、被災された方々からの支援ニーズ受付、支援ニーズとボランティアの方々とのマッチング、地域ニーズの調査等)を行っています。

 また愛媛県には、引き続き四国ブロック(徳島県、香川県、高知県)内の社協職員11名が応援に入り、愛媛県内の災害ボラテンィアセンター運営を支援しています。

 
災害ボランティアセンター 社協職員による応援状況 (8月5日(日)現在)
岡山県(近畿ブロックで応援)
応援先の災害
ボランティア
センター
応援人数(名) 応援を行っている、他道府県の市町村・都道府県社協職員
 岡山市災害VC 19 兵庫県(神戸市)、大阪府(大阪市、堺市)、京都府(京都市)
 倉敷市災害VC 58 滋賀県(彦根市、近江八幡市、東近江市、長浜市、栗東市、米原市、滋賀県社協)、京都府、大阪府(吹田市、和泉市、豊中市、門真市、大阪府社協)、兵庫県(尼崎市、西宮市、伊丹市、宝塚市、西脇市、加西市、加東市、三田市、播磨町、たつの市、佐用町、神河町、養父市、南あわじ市、淡路市、太子町、相生市、朝来市、洲本市、及び兵庫県社協)、奈良県(奈良市、桜井市、田原本町、斑鳩町、川上村)、和歌山県(有田市、日高川町、田辺市、和歌山県社協)
 派遣者合計 77  
     
 広島県(北海道・東北、関東、東海、北陸、中国、九州ブロックで応援)
 広島市災害VC 12 岩手県(奥州市、岩手県社協)、山形県(山形市、山形県社協)、福島県(郡山市、福島県社協)、茨城県(筑西市、牛久市、茨城県社協)、栃木県(鹿沼市、壬生町、栃木県社協)
 呉市災害VC 30 茨城県(ひたちなか市、水戸市、茨城県社協)、栃木県(日光市、那須塩原市、栃木県社協)、静岡県(静岡市、浜松市、他県内市町、静岡県社協)、愛知県(名古屋市、北名古屋市、豊田市、犬山市、愛知県社協)三重県(津市、川越町、いなべ市、松阪市、三重県社協)、長崎県(長崎県社協)、熊本県(八千代町、大津町)、宮崎県(都城市、宮崎県社協)、沖縄県(沖縄市、沖縄県社協)
 竹原市災害VC 5 島根県(松江市)
 三原市災害VC 13 神奈川県(横浜市、川崎市)、山梨県(山梨県社協)、長野県(長野市、長野県社協)、熊本県(熊本市)
 尾道市災害VC 10 神奈川県(相模原市、神奈川県社協)、新潟県(新潟市、新潟県社協)
 東広島市災害VC 8 北海道(札幌市、北海道社協)、宮城県(石巻市)、島根県(雲南市)
 江田島市災害VC 10 富山県(富山市、高岡市、富山県社協)、石川県(加賀市、かほく市)、福井県(福井県社協)、山口県(山口県社協)
 海田町災害VC 2 山口県(岩国市)
 坂町災害VC 16 埼玉県(さいたま市、熊谷市、越谷市)、千葉県(浦安市、習志野市、千葉市、千葉県社協)、福岡県(福岡市)、佐賀県(佐賀県社協)、大分県(大分県社協)、鹿児島県(出水市)
 派遣者合計 106  
     
 愛媛県(四国ブロックで応援)
 宇和島市災害VC 4 高知県(須崎市、四万十市、津野町、高知県社協)
 西予市災害VC 3 香川県(土庄町、丸亀市、香川県社協)
 大洲市災害VC 4 徳島県(東みよし町、三好市、北島町、徳島県社協)
 派遣者合計 11  
 ※引き継ぎ等のため、各ブロックからの派遣期間が重なっている災害ボランティアセンターもあります

 ブロック派遣では、表に掲載されていない都道府県・市町村も含め、1人の応援職員がおおよそ5日間から7日間程度滞在し、次の職員に引継ぎを行いながら、被災地の災害ボランティアセンターを継続的に支援します。

 また、災害ボランティアセンターは、上記の全国の社協職員による支援のほか、被災各県の市町村社協職員も加わり運営を行っています。

 

※ 災害ボランティアセンターは、これらの社協職員以外にも、地域のさまざまな方々や、企業・大学・生活協同組合などの応援者が加わり、協働により運営が行われています。

中央共同募金会「ボラサポ・豪雨災害」応募開始(8月20日締切)

◆5人以上のボランティアグループが対象

 赤い羽根の中央共同募金会では、平成30年7月豪雨災害で被災された方々を支える活動を支援する「ボラサポ・豪雨災害(平成30年7月豪雨災害 ボランティア・NPO活動サポート募金)」の助成応募をスタートさせます。「ボラサポ・豪雨災害」助成は、中央共同募金会に寄せられた個人・企業・団体からの支援金により行われます。

 応募できるのは、被災地で7月5日以降、被災された方々への救援や復旧・復興のための支援活動を行う団体であり、法人格の有無は問いません。5人以上のボランティアグループから、NPO法人、社会福祉法人、学校法人、公益法人などの団体までを対象とします。

 

◆すでに活動が終了した場合もさかのぼって応募可能

 緊急支援に係る次の活動も助成対象となります。(例:泥出し、家屋等の片付け、家財道具の運び出し、床下清掃、重機を使った土砂の搬出、炊出し、家屋や施設等の復旧、救援物資の運搬、ボランティアバスの運行)

 また、既に活動が終了した場合でもさかのぼって応募できます。なお、支出の証拠書類が必要となりますので、レシート・領収書等の保存が必要です。

 

◆第1回助成応募要項を公表(8月20日締切)

 第1回応募は、活動日数が14日未満、応募額50万円以内の活動(短期活動)を対象としており、中央共同募金会ホームページに要項を公開しています。

 中央共同募金会ホームページ「ボラサポ・豪雨災害 応募する」

  ※ 申込締切は、平成30年8月20日(月)必着になります。

 ボラサポ・豪雨災害は、その後被災地のフェーズに応じて応募要項を改訂しつつ、複数回の募集を行う予定です。

全社協の動き

◆豪雨災害福祉対策本部を設置

 全社協では、9日(月)に「平成30年7月豪雨災害福祉対策本部」を設置しました。 被災地に職員を派遣するとともに、関係団体と連携して、被災地の災害ボランティアセンター設置にかかわる連絡調整を行いました。

 また、社会福祉協議会のネットワークにより、被災地の災害ボランティアセンター運営を支えるための調整を進めています。

◆職員を被災地に派遣(9日~)

 全社協では、本会ボランティア・市民活動振興センター、及び地域福祉部職員を9日(月)から岡山県、広島県、愛媛県、京都府の被災地域に交代で派遣し、県社協とともに情報収集・連絡調整を行っています。

 また、25日(水)からは、複数の職員を被災県社協に継続して派遣しています。

◆関係団体と連携して被災地の災害ボランティア活動を支援

 現在、被災地の各府県・指定都市社協をはじめ、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)と連携しながら、情報収集及び災害ボランティアセンター支援の調整を行っています。

<災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)>

 被災地の社会福祉協議会等と協働して、主に災害ボランティアセンターの運営支援(災害ボランティアセンターの立ち上げ、資機材の調整、被災地の災害ボランティアセンターホームページの作成・運用による情報発信等)を行っており、岡山県、広島県、愛媛県の各災害ボランティアセンターで、約40名の運営支援者が活動しています。

災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)ホームページ

 

<全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)>

 国、県及び被災地の行政、また支援を行うNPOや社会福祉協議会等との情報共有を進め、被災された方々の生活支援に向けた連携の促進を図っています。8日から被災地に職員を派遣し、連絡調整を行っています。

全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)ホームページ