9月4日(火)に徳島県に上陸した台風21号は、その後兵庫県に再上陸し、日本海を北上し、5日朝に温帯低気圧に変わりました。大雨、強風により、32都道府県で人的被害(死者13名、重傷者38名)、住家被害(全半壊55棟、一部損壊21,920棟)が生じています。
一部損壊の家屋数は大阪府内が最も多く、17,768棟となっています。(9月14日現在/総務省消防庁調べ)
(参考) 総務省 消防庁ホームページ
災害ボランティアセンター等による支援状況
【大阪府・大阪市】
◆これまでに延べ約1,900人のボランティアが活動
大阪府内では、発災時からこれまでに8市1町で災害ボランティアセンターが設置され、これまでに延べ約1,900人が活動しました(災害ボランティアセンターを設置した市町のみの活動者数)。
他にも大阪市や大阪府内では、通常の社協ボランティアセンターを通じて、多くのボランティアが活動しました。
◆ボランティアの募集状況
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【京都府】
八幡市、長岡京市、向日市において災害ボランティアセンターにより被災者支援が行われました。
また、亀岡市では9月7日からの短時間集中豪雨による災害で、災害ボランティアセンターにより被災者支援が行われました。
【神戸市】
神戸市では、複数の区で住宅冠水等の被害が生じ、社協ボランティアセンターにより被災者支援が行われました。
台風21号災害等で支援活動を行う団体への助成を実施(中央共同募金会)
社会福祉法人 中央共同募金会では、台風21号、及び北海道胆振東部地震の支援活動を行うボランティア・NPO団体を対象に、多くの企業や市民からいただいた支援金をもとに、「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」による助成を実施します。
5人以上のボランティアグループ(法人格の有無は問いません)、NPO法人、社会福祉法人、学校法人、公益法人などの団体までを対象とします。
第1回助成実施概要は、10月上旬に中央共同募金会ホームページで公表予定です。
社会福祉法人 中央共同募金会ホームページ
「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」による助成の実施について