9月9日(月)早朝に関東地方に上陸した台風15号により、関東地方を中心に大雨及び強風が続き、人的被害、建物被害が報道されています。
また、現在でも千葉県を中心に約31万軒の停電が続いており、電力、水道等ライフラインの被害も報道されています。
東京都、千葉県で災害ボランティアセンターを開設
現在、東京都(大島町)、千葉県(市原市)で災害ボランティアセンターが開設されました。また災害ボランティアセンター開設を検討している市町村があります。
被災者の支援を行うため開設した災害ボランティアセンターでは、被災した住民のニーズを把握しながらボランティアを募集することもあり、その場合はボランティアの募集までに時間をいただく場合があります。
また、求められている活動の規模から、ボランティアの募集地域を限らせていただいている場合があります。
ボランティアの募集状況は変化しますので、活動への参加を検討される際には、各地の最新情報を確認してください。
ボランティア保険・大規模災害特例適用
全社協のボランティア活動保険は、今回の災害に際して大規模災害特例を適用しました。これは災害ボランティアセンターが設置され、災害復旧対応のボランティア活動に緊急性がある場合、被災地の県社協から全社協への要請に基づいて適用されるものです。
通常は加入申込手続きの完了した日の翌日午前0時から補償開始となりますが、大規模災害特例が適用された場合は、社会福祉協議会で加入申込手続きが完了した時点から即時の補償開始となります。
ボランティア活動保険は自宅と活動場所の往復途上も補償されます。災害ボランティア活動を希望される方は、被災地では混乱も想定されますので、極力、ご自宅最寄りの社会福祉協議会で加入してください。
東京都社協・千葉県社協の動き
東京都社協・千葉県社協では、被災状況の確認を進めるとともに、市町村社協と連携して支援調整を行っています。
全社協の動き
全社協では、各県社協と連絡を取りながら、被害や市町村社協の状況について情報収集を行っています。
また、JVOAD(全国災害ボランティア支援団体ネットワーク)、支援P(災害ボランティア活動支援プロジェクト会議)と連携し、情報共有・支援に向けた調整を行っています。