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台風第19号・10月25日からの大雨(第6報)

ボランティア活動の動き

11月4日(月)までに全国で延べ112,686人が活動

各地の災害ボランティアセンター及び社協ボランティアセンターでボランティア活動に携わった方々は、発災時から11月4日(月・振休)までに、全国で延べ112,686人となっています。 

※最新の状況は下記「ボランティア活動者数」からご覧ください


引き続き多くのボランティアが求められています

現在、被災状況からボランティアの来訪地域を問わず、多くの協力を求めているセンターがあります。「全社協 被災地支援・災害ボランティア情報」では、各県社協と情報共有を行いながら、多くのボランティアの協力を必要としている所を紹介しています。

ボランティアの募集状況は日々変化しますので、活動への参加を検討される際は、各地の最新情報を確認してください。


各地でボランティアバスの実施を支援

福島県社協、ボランティアバスの運行に際して被災地とのマッチングを実施

福島県社協では、被災地へのボランティアバスを企画・検討している企業やNPOを対象に、活動日、活動者数、活動エリア等の要望にあわせて、被災地災害ボランティアセンターとのマッチングを行っています。福島県内へのボランティアバスを検討される際には、福島県社協にご連絡ください。

(連絡先)福島県社協 災害対策本部 総務班


岩手県社協、災害ボランティアバスへの助成を実施

岩手県社協では、本格的な降雪を迎える11月末までに被災地の支援活動を終えることをめざして、岩手県内の企業・団体・学校等がボランティアバスを実施する際の助成制度を実施しています。助成対象期間は11月1日から30日までの活動です。


各地のボランティアバスの運行状況一覧(支援P)

各地の災害ボランティアセンターの運営を都県社協とともに支援している、支援P(災害ボランティア活動支援プロジェクト会議)では、各地から被災地へのボランティアバスの運行、また災害ボランティアセンターの最寄駅からセンターまでの送迎バス実施状況を一覧にまとめ、情報提供を行っています。


ボランティア活動支援の動き

全国情報共有会議(拡大版)を開催(JVOAD)

10月29日(火)、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)、災害ボランティア支援プロジェクト会議(支援P)、内閣府(防災担当)などの主催により、「台風19号被災地支援 全国情報共有会議(拡大版)」が開催され、各地の支援団体・NPO・マスコミなど150名が参加しました。

会議では、これまでの支援活動の情報共有とともに、被災地の現状、中長期的な課題から、今後の支援のあり方を検討し、各支援団体の活動に活かすこととしています。


支援金「災害ボラサポ・台風19号」助成応募受付開始(中央共同募金会)(既報)

中央共同募金会では、各被災地で活動するボランティア・NPO等の活動を資金面で支援するため、5人以上のボランティアグループ等を対象に「災害ボラサポ・台風19号」第1回助成事業の応募受付を行っています。

応募期間は11月25日(月)必着です。ボランティアツアー(ボランティアバス)の実施経費等についても応募が可能ですので、ぜひ応募を検討ください。


社協の動き

第2回災害対応ブロック幹事県・市社協会議を開催(全社協)

都道府県・指定都市社会福祉協議会は、災害時の支援活動について、各ブロック(九州~北海道・東北)で相互に協定を結んでいます。なお、被災地が複数の都道府県にわたるなど、被害が甚大で、都道府県やブロック内での支援では対応しきれない場合、全社協がブロック間の調整を行います。

全社協では、10月31日(木)に標記会議を開催しました。被災地の各ブロックからの報告、またこれまでに社協職員の応援派遣を行ったブロック(東海ブロック、北陸ブロック、近畿ブロック)からの報告の後、今後の支援について協議を行いました。

その結果、支援が長期にわたる被災地も考えられることから、11月までの具体的な派遣調整を進めることとしました。なお、現時点での応援派遣状況は次のとおりです。

 

◆宮城県(丸森町)

「北海道・東北ブロック」「中国・四国ブロック」が応援派遣

◆福島県(郡山市)

「近畿ブロック」が応援派遣

◆栃木県(佐野市・栃木市)

「関東ブロックA」「東海ブロック」が応援派遣

◆長野県(長野市)

「関東ブロックB」「北陸ブロック」が応援派遣

 

なお、ブロック応援派遣以外にも、社協間の日常のつながりから、被災地の災害ボランティアセンターを直接運営支援している他県・市の社協もあります。