大雨による被害が発生
8月3日からの各地の大雨により、現在1道16県(北海道、青森県、岩手県、秋田県、山形県、福島県、千葉県、新潟県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、静岡県、滋賀県、奈良県、和歌山県、岡山県)で被害が発生しています。
8月15日7時30分現在、人的被害11名(行方不明者2名、負傷者9名)、住宅被害5,179棟(全壊10棟、半壊29棟、一部破損36棟、床上浸水1,703棟、床下浸水3,401棟)が報告されました。
これまでに延べ13,139名のボランティアが活動
被災地の災害ボランティアセンターを通じて活動したボランティアは、これまでに延べ13,139名です。
災害救助法適用
青森県、山形県、新潟県、石川県、福井県では、次の市町村に災害救助法を適用しました。
・青森県14市町村(8月9日適用)
弘前市、五所川原市、つがる市、平川市、東津軽郡外ヶ浜町、西津軽郡鰺ヶ沢町、西津軽郡深浦町、中津軽郡西目屋村、南津軽郡藤崎
町、南津軽郡大鰐町、南津軽郡田舎館村、北津軽郡板柳町、北津軽郡鶴田町、北津軽郡中泊町
・山形県10市町(8月3日適用)
米沢市、寒河江市、長井市、南陽市、西村山郡大江町、東置賜郡高畠町、東置賜郡川西町、西置賜郡小国町、西置賜郡白鷹町、西置賜 郡飯豊町
・新潟県3市村(8月3日適用)
村上市、胎内市、岩船郡関川村
・石川県7市町(8月4日適用)
金沢市、小松市、白山市、加賀市、能美市、野々市市、能美郡川北町
・福井県1町(8月4日適用)
南条郡南越前町
水害作業用装備の準備と熱中症予防をお願いします
水害からの復旧作業をする際には、破傷風などの感染症を防いだり、乾いた汚泥を吸い込まない装備が必要です。長そで、長靴(釘の踏み抜きを防ぐ中敷きが必要)、マスク、ゴーグル等の装備を準備して活動してください。これらの装備は新型コロナウイルス感染症を防ぐためにも重要です。
また、熱中症予防対策もお願いします。
被災地の社協の動き
災害ボランティアセンターの動き
8月3日からの大雨により、青森県、岩手県、秋田県、山形県、新潟県、石川県、福井県、静岡県の8県で20か所の災害ボランティアセンターが開設されています。
なお、災害ボランティアセンターのボランティア募集範囲は変化しています。下記の特設ページから各災害ボランティアセンターの情報発信先にリンクしていますので、各センターの最新情報を確認してください。
被災地の県社協の動き
被害が生じている地域がある各県社協では、被災地の市町村社協に県社協職員を派遣し、情報収集及び災害ボランティアセンターが設置された所では、市町村の災害ボランティア運営支援を行っています。
全社協の動き
8月6日~7日の2日間、全社協(全国ボランティア・市民活動振興センター、政策企画部災害福祉支援活動推進室)および中央共同募金会の職員計6名が、2班(新潟県・山形県/福井県・石川県)に分かれて被災地に入り、被災地の県社協および市町村社協、NPO等の関係者との情報共有、および今後の支援について調整を行いました。
また、JVOAD(全国災害ボランティア支援団体ネットワーク)、支援P(災害ボランティア活動支援プロジェクト会議)と情報を共有し、被害状況、今後の支援について情報共有を行っています。
高速道路の無料措置について(青森県、宮城県、新潟県、石川県)
ボランティア募集範囲外の方は無料措置の対象となりません
現在、青森県、宮城県、新潟県、石川県の被災地を対象に、災害ボランティア車両の高速道路の無料措置が実施されています。
なお、新型コロナウイルス感染症対策として、各災害ボランティアセンターではボランティアの募集範囲を当該県域・市町村域在住の方に限っています。事前に最新の募集状況を確認してください。募集範囲以外の方は、無料措置の対象となりませんのでご注意ください。
中央共同募金会
「災害ボラサポ・令和4年8月豪雨」寄付受付開始
中央共同募金会では、被災県内のNPO・ボランティア団体自身によって行われる被災者支援活動を応援するため、「災害ボランティア・NPO活動サポート募金(ボラサポ・令和4年8月豪雨)」の寄付受付を開始しました。「支える人を支える」ための支援金へのご協力をお願い申しあげます。